「葉酸(ようさん)」という栄養素をご存知ですか? 葉酸はあまり知られていないかもしれませんが、ビタミンの一種です。
ビタミンCやビタミンAがすぐに思い浮かんでくると思うけれど、葉酸は“ビタミンB群”という水溶性のひとつで「緑黄色野菜」「酵母」「レバー(肝臓)」などに多く含まれていています。
あまり知られていない「葉酸」ですが、実は女性にはとても大切なビタミンです。
ビタミンは他の栄養素の働きをスムーズにするために助けてくれます。
もう少し詳しく説明すると、細胞の中の「ホモシステイン」というアミノ酸を「メチオニン」というアミノ酸に変換するのを助ける働きをします。
メチオニンというのは、体内のタンパク質の合成に必要です。
また、細胞増殖をするために必ず行われるDNAの合成にも必要です。
葉酸は、特に血液と関係が深くて、他のビタミンB群やビタミンB12と一緒に働いています。
葉酸が不足してしまうとすると貧血を起こすことなど、血液に関係した症状が見られるようになります。
女性に起こりやすい貧血ですが、葉酸をしっかりと摂取しておくと予防できるというわけです。
特に妊娠初期(4週から12週)は、胎児の細胞増殖が盛んな時期なので、葉酸はとても重要になってきます。
妊娠初期に葉酸が不足してしてしまうと妊婦の貧血だけではなく、「胎児」に神経障害()が起こりやすくなると言われています。
細胞増殖を助ける葉酸は、当然胎児の細胞分裂にも関わってくるでしょう。
妊娠に気付くまでに葉酸がとても不足していると危険ですよね。
妊婦だけではなく、すべての女性には普段の食事を見直して緑黄色野菜や酵母が入った食品を積極的に取り入れたいところです。男性にまったく不必要というわけではありませんから、男性も摂取する食事を心がけていきましょう!
毎日は難しいというのであれば、葉酸のサプリメントで補っていく方法もあります。